2021/7/6お知らせ

パナソニックセンター東京AkeruEにて「自然から見た世界」をテーマに展示

「Aug Lab」にて開発した「Waft(ワフト)」(共同研究パートナー:株式会社ウィープラス)、及び「UMOZ(ウモズ)」「MOSS Interface(モス インターフェース)」(共同研究パートナー:株式会社ロフトワーク)を、パナソニックセンター東京のクリエイティブミュージアムAkeruEにて期間限定で展示します。

・Waftについて
Waftは、水と空気を鮮明に感じるミストインスタレーションです。
人感センサーやファンを一切使わず、ミストが空気の微細な流れをダイレクトに捉えることで、周囲の空気の存在や、気流、人の軌跡に思いを馳せることが出来ます。
人々が本来持つ自然への細やかな感性を呼び覚まし、自然とのつながりを取り戻すきっかけを提供します。

詳細は、紹介ページをご覧ください。
Waft: https://tech.panasonic.com/jp/auglab/ideas/waft.html

Waft

【Waft】

・UMOZ、MOSS Interfaceについて
UMOZ、MOSS Interfaceは、動植物をはじめとした生物の環世界(※)の理解を通して、自然物との共生の可能性や豊かな生活を探求することを目指す「環世界インタフェースプロジェクト」の一貫としてコケを題材として作成しました。
UMOZは、コケロボットです。本物のコケを植えられるように設計しています。湿っている場所が好き、日なたが好きなど植えるコケの特性に合わせて振る舞いのアルゴリズム(ソフトウェア)も個体ごとに少し変えて設計しています。複数の光センサーと湿度センサ―が組み込まれているため、光の強さや方向、湿度を知覚することができます。例えば、日陰を好む種は、強い光を当てられると光から逃げようとしたり、湿気を好む種はミストを浴びると活発になります。環境の変化に応じて自由に歩き回るUMOZたちの様子を眺めることで、コケの環世界の理解に繋がればと考えています。
MOSS Interfaceは、筐体内の湿度センサーがボディに植えられた本物のコケの湿度を常にセンシングし、その値と連動して照明の明度を変化させます。コケの性質を空間レベルにまで拡張することで、ユーザーが与える水の量とコケの状態、環境条件が影響し合い混ざり合い、ゆらぎのある魅力的な空間をつくります。

詳細は、紹介ページをご覧ください。
UMOZ: https://tech.panasonic.com/jp/auglab/ideas/umoz.html
MOSS Interface: https://tech.panasonic.com/jp/auglab/ideas/moss_interface.html

UMOZ

【UMOZ】

MOSS Interface

【MOSS Interface】

※環世界とは、生物学者ユクスキュルが提唱したすべての生物は自身が持つ知覚によって独自の世界を構築しているという考え方。

・展示概要(2021/7/6時点)
期間:2021年7月6日(火)~9月下旬
場所:パナソニックセンター東京 AkeruE 2F
   東京都江東区有明3丁目5番1号
   https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html