概要
パナソニックは、ロボティクス技術が自動化(Automation)以外にもたらす新しい価値として、自己拡張(Augmentation)をテーマに、研究開発を行うための組織 「Aug Lab」を2019年4月に開設。
「Aug Lab」の活動は、人はどのようなことにワクワクするのか、どのような状態になるとWell-beingになるかということを工学以外の視点も加えて研究しながら、デザイナー/クリエーターなどとの共創/プロトタイピングを通じて探索していきます。
特徴/アプローチ
1. 科学的アプローチ
人に寄り添い、人の感覚・感情・行動のメカニズムとそれぞれの外部刺激や組み合わせによる作用や変容を科学的に解明した上でアプローチすることを目指す。
・感覚のメカニズム
Ex.)皮膚への触感刺激であるハプティクス
・感情のメカニズム
Ex.)画像処理による感情認識
・行動のメカニズム
Ex.)人の能力を拡張するロボティクス
2. オープンイノベーション
最新知見を持った研究パートナー(研究者・アーティストなど)との共同推進するとともに「Aug Lab」コミュニティを形成していく。
3. 開発プロセスデザイン
人を中心とした開発のプロセス自体をデザインし、体系化を目指しながら、プロモートも並行で進める。