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[データ活用術]街頭サイネージの価値の定量化について

Vieurekaチーム

今回のデータ活用術では、ある住宅街の街頭サイネージに設置したVieurekaカメラで取得した人数カウントデータを見ていきます。ここではサイネージの前を通過する人数を取得しています。サイネージは地域のお知らせや商業広告を表示する広告媒体であり、通過人数がサイネージの広告媒体としての価値を決める要因の1つと言えます。


はじめに曜日ごとの1時間あたりの平均人数をグラフにしました(対象は8月の平日)。通勤・通学が始まる朝6時台から8時台にかけて徐々に増加していき、17時台が帰宅のピークとなり徐々に減少しております。また、住宅街にもかかわらず日中も人通りが減っておらず、安定して通行人の目に触れる機会があることから朝と夜を除く時間帯におけるサイネージの価値に大きな差はないと考えられます。


次に土日祝日について見てみます。朝8時台は人通りの多い平日に比べて約半分となっており、夕方まで徐々に増加しています。通勤・通学が減ることから平日とは傾向が明らかに異なっています。また、土曜日のピークは16時台、日曜日のピークは15時台と少し差があることもわかります。日曜日は翌日からの仕事に備え少し早めに帰路に就く方が多いのかもしれません。
このことから土日祝日では午前中よりも午後のほうがサイネージの価値が高いと言えます。


続いて、緊急事態宣言中(4/7~5/25)の平日のデータと8月の平日のデータを比較してみます。この期間は時差通勤・通学が推奨されていたこともあり、8月に比べると朝の通行人数の増加が緩やかです。また、19時以降もほとんど人通りがなく外出を自粛していたことがわかります。
このことから緊急事態宣言中において朝6時~8時台や19時以降のサイネージの価値が下がっていたと言えます。


このようにVieurekaの人数カウントを用いると時間帯や曜日、世の中の情勢による傾向をしっかりと掴めることができ、広告媒体であるサイネージの価値を広告主に対して定量的に訴求することができます。例えば、設置場所やディスプレイのサイズ、付帯設備などの仕様に加えて通過人数を提示することで広告主に対して説得力のある提案ができます。
今後は属性情報との相関関係についても見ていきたいと思います。