プライベート5G 仮想無線ネットワーク
公衆網とプライベート網を一体化した仮想無線ネットワークにより、小規模から衛星規模までスケーラブルかつ、強固なセキュリティ管理下での安全確実な専用ネットワークの実現を推進しています
- 無線分散基地局(DU)と、中央基地局(CU)、ネットワークスイッチ、コアネットワークからなるノード間完全同期型5Gアーキテクチャ
- 仮想化した基地局機能をユーザ要求や通信リソースの使用状況に応じて適切に配置することにより多様なサービス品質を同時に提供可能
プレスリリース
学術論文
- “適応型RAN における基地局機能配置間の動的なシステム制御に関する一検討” 電子情報通信学会総合大会、B-5-96、2023年3月
- “Reducing Fronthaul Traffic with Direct Constellation Mapping Method” IEICE Communications Express, Vol.11, No.5, 234–238
Beyond5G/6G無線通信技術
HAPS*/衛星を用いた超広域ネットワークの実現により、幅広い製品/事業のDX化を推進しています
*HAPS:High Altitude Platform Station
- 機体の位置/姿勢に追随し、複数の地上局/航空機との安定した通信を実現するフルデジタルマルチビームフォーミング技術
- ディザリング信号を用い所要ビット数を大幅に削減することで、限られた電力でフルデジタルマルチビームフォーミングを実現する低消費電力化技術
- 開口共用および高密度回路構成により、サイズ増加なく非地上系ネットワーク周波数バンド(20/30/40GHz)に対応するアンテナ共用化技術
学術論文
- “Study on Full Digital Beamforming for HAPS Backhaul System with Base Station On-board Using 38 GHz Band Frequency,” The 24th International Symposium on Wireless Personal Multimedia Communications (WPMC) 2021, Dec.
- WPMC 2021 Best paper awardを受賞
- 非地上系ネットワークによるカバレッジ拡張通信システムの開発 -Ka/Q帯デュアルバンド開口共用フェーズドアレイアンテナの開発-,2022年電子情報通信学会総合大会 B-3-18
- 非地上系ネットワークによるカバレッジ拡張通信システムの開発-Ka/Q 帯デュアルバンド開口共用フェーズドアレイアンテナの開発Ⅱ-,2022年電子情報通信学会ソサイエティ大会 B-3-12
5G/5G Advanced標準化技術
5G/5G Advancedに向けた技術を開発、3GPP(国際標準)に提案し、世界中のあらゆる分野で活用されるCPS基盤構築に貢献しています
- 5Gで導入された新たな無線通信方式(NR)にて、従来(LTE)よりも、大容量超高速、多数機器間接続、超高信頼低遅延を実現
- NR-U(アンライセンスバンド)、NTN(非地上系)、V2X(車)、IoT、XR等、従来よりも幅広い分野での活用を実現
- カバレッジ拡張、省電力、AI/ML導入等、更なる高度化を実現