無線ネットワーク

無線ネットワーク

5G仮想化と航空・宇宙活用技術の追求で
産業のDXを支える

5G/6Gの国際標準仕様に貢献するための無線ネットワーク通信方式の開発、国際標準化活動、先行システム開発を行なっています。
当社の幅広い製品・事業のDXを支える、プライベート5G、衛星5Gを中心とした通信システム開発を通じソリューション事業の実現を目指しています。​

プライベート5G 仮想無線ネットワーク

公衆網とプライベート網を一体化した仮想無線ネットワークにより、小規模から衛星規模までスケーラブルかつ、強固なセキュリティ管理下での安全確実な専用ネットワークの実現を推進しています

▲プライベート5G 仮想無線ネットワーク
▲基地局機能配置制御
  • 無線分散基地局(DU)と、中央基地局(CU)、ネットワークスイッチ、コアネットワークからなるノード間完全同期型5Gアーキテクチャ
  • 仮想化した基地局機能をユーザ要求や通信リソースの使用状況に応じて適切に配置することにより多様なサービス品質を同時に提供可能

Beyond5G/6G無線通信技術

HAPS*/衛星を用いた超広域ネットワークの実現により、幅広い製品/事業のDX化を推進しています

*HAPS:High Altitude Platform Station

セスナ機搭載の38GHz帯アンテナ装置 セスナ機搭載の38GHz帯アンテナ装置
▲セスナ機搭載の38GHz帯アンテナ装置
▲データセット自動最適化
▲Ka/Q帯マルチバンド 適応フラットアレイアンテナ
  • 機体の位置/姿勢に追随し、複数の地上局/航空機との安定した通信を実現するフルデジタルマルチビームフォーミング技術
  • ディザリング信号を用い所要ビット数を大幅に削減することで、限られた電力でフルデジタルマルチビームフォーミングを実現する低消費電力化技術
  • 開口共用および高密度回路構成により、サイズ増加なく非地上系ネットワーク周波数バンド(20/30/40GHz)に対応するアンテナ共用化技術

5G/5G Advanced標準化技術

5G/5G Advancedに向けた技術を開発、3GPP(国際標準)に提案し、世界中のあらゆる分野で活用されるCPS基盤構築に貢献しています

▲5G_5GAdvanced標準化技術
  • 5Gで導入された新たな無線通信方式(NR)にて、従来(LTE)よりも、大容量超高速、多数機器間接続、超高信頼低遅延を実現
  • NR-U(アンライセンスバンド)、NTN(非地上系)、V2X(車)、IoT、XR等、従来よりも幅広い分野での活用を実現
  • カバレッジ拡張、省電力、AI/ML導入等、更なる高度化を実現