ロスレスAI技術(軽量化前後の劣化抑制技術)
組込デバイスへのAIの実装を従来比50%以下の開発期間で実現する開発手法を提供しています
- 組込AI開発のために、軽量化前後のモデルの振る舞いを揃えて、挙動変化による手戻りを削減する学習手法を実現
- 組込に限らず、クラウドモデルでも劣化の少ない軽量化手法としてコスト削減が可能
基盤モデル・少数データ学習
基盤モデルにより少数の現場データだけで迅速に高精度なAIモデルを実現し、先端AIの開発と現場展開のスピードアップに貢献します
- AI活用を阻む「大量のデータが必須」という課題を打破し社会実装を加速
- 国内外のトップ大学や北米研と連携し、先端AI技術の事業応用に活用
プレスリリース
学術論文
- Hierarchical Open-vocabulary Universal Image Segmentation(NeurIPS2023)
- Few-shot Adaptive Object Detection with Cross-Domain CutMix (ACCV2022)
- AutoDO: Robust AutoAugment for Biased Data with Label Noise via Scalable Probabilistic Implicit Differentiation (CVPR2021)
- Contrastive Neural Processes for Self-Supervised Learning(ACML2021)
- Deep Active Learning for Biased Datasets via Fisher Kernel Self-Supervision(CVPR2020)
住空間向け行動認識データセット:Home Action Genome
世界最大規模の行動認識データセット構築により、これまで困難であった住空間での人の行動を認識できます
- 住空間向けに複数のモダリティ・視点で撮影された世界最大規模の行動認識データセットを構築
- 異なるモダリティ・視点においても同一の行動を観測していることに着目して、特徴空間での一貫性を学習する対照学習フレームワークを提案、行動認識性能向上を実現
プライバシー保護センシング
被撮影者のプライバシーを保護しながら行動認識や人物検出などの画像センシングを実現します
- 「見られている感」の少ないレンズのないカメラデザイン
- 個人や着衣、部屋の状態などを特定できないプライバシー保護画像から、通常カメラ画像と遜色のない行動認識性能を実現
学術論文
AI CoE* : AI倫理ガバナンス
グループ全社のAI CoE*として、責任あるAIを全社で実践するための活動に取り組んでいます
*CoE : Center of Excellence
- 「パナソニックグループのAI倫理原則」を策定
- パナソニックグループAI倫理委員会の運営
- 開発現場におけるAI倫理リスクチェックの推進
- グループ全従業員を対象としたAI倫理教育
AI CoE* : AI人材育成
グループ全社のAI COEとして、個人のレベルやニーズに合わせた全社の人材育成・技術力強化に取り組んでいます
*CoE : Center of Excellence
- レベル、分野別のカリキュラムを整備し、社内外の有識者講師が質の高い講義を提供(2023年度AI人材数:1,500名以上)
- 年間100件を超えるグループ全社からのAI技術相談を受け付け、幅広い分野で技術提供・OJT育成(データ分析、強化学習、自然言語処理等)