お知らせ
2024年7月26日
日本ケアマネジメント学会 第23回研究大会にて「優秀賞」受賞
2024年6月22日・23日に開催されました日本ケアマネジメント学会 第23回研究大会にて、国際医療福祉大学大学院より、両者の共同研究の成果を発表し、「優秀賞」をいただきました。
本研究は、2021年10月よりIoT機器を活用した高齢者の在宅介護を支えるデジタル・ケアマネジメント事業の効果検証を行うことを目的とし進めた結果、基本ケア21項目中12項目でIoTデータ貢献度が高く、各項目と介護支援専門員(ケアマネジャー)の事業効果の実感との間に有意な正の相関が認められました。IoTデータは介護支援専門員(ケアマネジャー)の情報把握に貢献することが明らかとなり、在宅介護においてIoT/ICTを活用したデジタル・ケアマネジメント事業の有用性が示されました。
今後は、介護支援専門員(ケアマネジャー)の支援内容やケアプランの変化、利用者の変化について検証をすすめて参ります。
日本ケアマネジメント学会 第23回研究大会
開催日 | 2024年6月22-23日 (参加者700名強) |
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題目 | 「デジタル・ケアマネジメント効果検証事業の報告 ―介護支援専門員の情報把握におけるIoT機器データ貢献度に関する分析-」 |
発表者 |
・国際医療福祉大学大学院 鈴木善雄、石山麗子 ・パナソニック ホールディングス株式会社 木田祐子、寺田邦仁子 ・品川区介護支援専門員連絡協議会(ケアマネットしながわ) 小林美保子 ・介護老人保健施設ケアセンター南大井 伊藤滋唯 ・一般社団法人 宮崎県介護支援専門員協会 大峯伸、大浦栄子 |
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参考)
2021年10月29日 プレスリリース
国際医療福祉大学とパナソニックが「デジタル・ケアマネジメント」の効果検証に関する共同研究を開始
https://news.panasonic.com/jp/press/jn211029-3