技術未来ビジョンの構想
気候変動や、資源枯渇、少子高齢化・・・
社会が複雑に変化する中、次世代にどのような社会を残したいか。
カギとなる考え方は「共助」ではないか、と私たちは考えました。
限られた地球資源や社会的リソースを無駄なく活かす
犠牲や我慢を強いられず、自分にも他者にもメリットが生まれる選択肢が見つけられる
そんな新しい「共助」のカタチをつくりたい
日々の生活に必要なグリーンなエネルギーや生きがい・思いやりがあまねくめぐる社会の仕組みへ。
こうした2040年の未来社会のありたい姿とそこに至る道筋を示したもの、
それが、パナソニック ホールディングス 技術部門が描く「技術未来ビジョン」です。
実現したい未来
自然に思いやりへと
つながる社会
実現に向けた3つのめざす姿
資源価値最大化への挑戦
【エネルギー、モノ、食】
日々の生活の中にグリーンで
安心安価なエネルギー・資源がめぐる
- 街中どこでもつくれる
- 使いたいときに使いたい分だけ
- 融通し合ってロスなく使える
- 長く使えていつまでも大切に
- 簡単に修理・アップグレード
- 使い終わったら資源として再利用
-ReMaterial-
- ひとにも、自然にも、やさしくておいしい
- 自分の状態・好みに寄り添った食体験


有意義な時間創出への挑戦
日々の時間の使い方の中に
生きがいがめぐる
- 自分の意思で使う時間が十分にある
- 納得のいく時間の使い方ができる
自分らしさと人との
寛容な関係性への挑戦
心地よい心身の状態でまわりの人との
関係性の中に思いやりがめぐる
- 自分自身の状態がわかる
- 他者との違いに寛容な関係性の構築
- 自分にあった心身の状態を回復できる
3つの“めぐる”をつなぐ
共通技術 AI×CPS
一人ひとりの選択が自然に思いやりへとつながるような社会は、
サステナブルの領域ではグリーンで安心・安価なエネルギーや資源をあまねく行き渡らせることであり、
くらしウェルビーイングの領域では自分や友人・家族・コミュニティ・自然との間の関係性を
生きがいや思いやりという概念で以って行き渡らせることである、と考えています。
そのために、私たちはAIを徹底活用し、マルチレイヤーでひと・くらしを理解するバーチャル層と、
それをリアル社会に価値として還元するCPS技術群で、一人ひとりに合った選択肢を提供し、
多様な関係性の中で活躍できる状態を後押ししていきます。