聴覚技術

効能サウンド

聴こえない音で心と身体を健やかに​​

耳には聴こえないが、自然に含まれる非可聴音が、心身に好ましい影響を及ぼす可能性が
見えつつあります。非可聴音を含む音源の「ひとへの効能」を解明し、
より「望ましい音環境」の創出を目指しています。​​

できること

1

ハイパーソニック効果

人間の可聴域を超える音(非可聴音:20kHz以上)が、人体や心理状態に与える影響を「ハイパーソニック効果」と呼んでいます。直接聴こえない音であっても、脳波や自律神経系に影響を及ぼす可能性があると言われています。これまでの一般的なCD規格の音源では、効率を重視し非可聴域をカットしていましたが、非可聴音も含むハイレゾ音源(ハイパーソニック)を活用することで、リラックス効果やストレス低減、免疫力向上など、心身の健やかさを実現できる可能性が出てきています。

2

パーソナライズできる
ハイパーソニック効果

一人ひとりの好みの曲に効能がある非可聴音を追加できる技術を開発しています。独自開発の軽量なアルゴリズムにより、ユーザーが選んだ任意の曲をリアルタイムで「効能サウンド」に変換します。日常のさまざまなシーンで、「効能サウンド」に包まれる時間を提供します。

効能サウンド:周波数追加イメージ​

3

効能サウンドの効果例​

現在、さまざまなシーンでの効能を検証中ですが、一例として卓上ミニコンポで音楽を聴いた後にテスト(認知タスク)をする場合、CD音源に比べ、効能サウンドの方がテスト中に感じたストレス感が6.5ポイントも改善し、ストレスを感じずテストに臨めたことを確認しています。​​​​​

●当社調べ。 【対象者】20代学生30名 【実験方法】卓上ミニコンポでインストゥルメンタル曲(CD音源vs効能サウンド)10分試聴+認知タスク15分を2セット後にストレス感主観評価(1項目、VAS) 【実験場所】パナソニック/実験室 【協力】中国 蘇州大学​​​

ストレス感評価のイメージ、CD音源と効能サウンドの比較グラフ​

活用アイデア​

非可聴音​が持つ効能を、
より多くの人々・シーンへ​​

  • 好きな音楽を効能サウンドにイメージ

    好きな音楽を効能サウンドに

  • 癒し効果によるQoL向上イメージ

    癒し効果によるQoL向上

  • リラックス&リフレッシュイメージ​

    リラックス&リフレッシュ​