2023.04.10
歩行トレーニングロボットにより、下肢・体幹の下肢・体幹の筋活動が増大し最大歩行速度の上昇につながった事例のご紹介(指宿温泉菜の花苑様)
歩行トレーニングロボットを導入頂いている指宿温泉菜の花苑様が、第27回鹿児島県老人保健施設大会にて、歩行トレーニングロボットについてご発表されました。
Walk training robo を使用した群と使用しない群の10mの最大歩行速度を12週間比較検討した結果に、統計学的有意差が認められた事例です。
第27回鹿児島県老人保健施設大会 抄録「walk training roboが最大歩行速度に及ぼす影響」より抜粋
所属:指宿市 医療法人明正会 介護老人保健施設 指宿温泉菜の花苑
発表者:川路真規(理学療法士)
共同演者:大浦拓也(理学療法士) 野村英幸(理学療法士)今林正典(医師)
Walk training roboを使用したことで、下肢・体幹の筋活動が増大し最大歩行速度の上昇につながった
研究データ集計後、当施設での転倒報告はA群では0件、B群では3件であった。最大歩行速度の上昇により転倒リスク軽減に影響があった
音楽や適度な運動負荷はモチベーションの向上につながった
B群は12週間の個別リハビリにより歩行能力は維持された
第27回鹿児島県老人保健施設大会 抄録「walk training roboが最大歩行速度に及ぼす影響」より抜粋
所属:指宿市 医療法人明正会 介護老人保健施設 指宿温泉菜の花苑
発表者:川路真規(理学療法士)
共同演者:大浦拓也(理学療法士) 野村英幸(理学療法士)今林正典(医師)
A群B群共に1回20分の個別リハビリを週3回以上の頻度で実施した。個別リハビリの訓練内容は、歩行訓練を中心に筋力増強・バランス訓練・ADL訓練を行い、歩行訓練は休憩を含め10分程度とした。
なお、歩行訓練時A群はWalk training roboを使用し、B群は普段使用している歩行補助具を使用した。

使用前と12週目を比較しA群は0.09m/秒の上昇を認め、B群は変化を認めなかった。A群とB群間においてウィルコクソン符号付順位和検定で
比較検討した結果、条件間での有意差を認めた。

指宿温泉菜の花苑様、誠にありがとうございました。指宿温泉菜の花苑様の「お客様の声」はこちら。
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