お客様の声
2025.06.25

ロボットの導入で、職員がひとり増えたような心強さがあります


左:歩行トレーニングを開始され始めた頃 右:現在のトレーニングの様子(姿勢が良くなったと実感されています)
導入いただいている、結いホーム宝塚 様にお話を伺いました。

施設様のお声

── 歩行トレーニングロボットを導入した理由

「歩くこと」や「立つこと」って、やっぱり大事だと思うんです。 歩けるようになると、移動が楽になるだけじゃなくて、食欲が出たり、お風呂に入りやすくなったりしますよね。 立てるようになるだけでも、トイレの介助が減ったり、着替えがしやすくなったりします。
だからこそ、私たちは「歩く・立つ」にこだわって、歩行トレーニングロボットに注目しました。 このロボットは、歩行のデータを自動で記録してくれて、出力も簡単にできるので まるで職員がひとり増えたような心強さがあります。

── まずは職員が「使いたい」と思えることが大事

機器を導入するときに一番大事なのは「ご利用者様にとって役立つかどうか」ですが、 実は最初に職員が「これ、いいね!」と思えることもすごく大切なんです。
うちの施設にはリハビリの専門職がいないので、介護職が使いこなす必要があります。 そこで、まずはロボットにニックネームをつけよう!ということで、職員に名前を募集しました。 思った以上に盛り上がって、楽しい名前がたくさん集まりましたよ。
最終的に決まった名前は【R-ARK(ルーク)】。 チェスの駒「ルーク(Rook)」と「歩く(Walk)」をかけた名前です。
今では、たくさん歩いた方に表彰状を作ったり、 「どうやったらもっと楽しく続けられるかな?」と、職員からいろんなアイデアが出てきています。 うちの職員は、新しい取り組みを定着したり習慣化させたりするのがとてもうまいんですよ。

── ご利用者様にも「自分で決める」楽しさを

  歩行トレーニングの目標は、「どこに行きたいか」や「次の外出に向けて」など、 ご本人に決めてもらっています。
好みの音楽を選んだり、「AI設定はいる?いらない?」などもご自身で選ばれています。 「他の人がやってるのを見ると、自分もやりたくなるね」という声もあって、 職員はその気持ちに寄り添うようにしています。
寝たきりならぬ“座りっきり”にならないことを目指して、少しでも意欲を引き出せるように心がけています。


ご利用者のお声(96歳・女性)

  こちらの方は、朝・昼・夕方・寝る前の1日4回、350mを歩くのが習慣になっています。 最初は「とにかく距離を歩こう!」という目標でしたが、 途中から「体の傾きが気になる」とおっしゃって、目標を姿勢改善に変更しました。
その結果、姿勢が良くなって、ロボットのハンドルの高さに合わせて シルバーカーの高さも調整。今では、シルバーカーでもきれいな姿勢で歩けるようになりました。

【ご本人のコメント】
もともと腰が悪くて歩行器を使ってたけど、このロボットにもすぐ慣れました。 1日4回歩くから、夜はぐっすり眠れてますよ。 週に2~3回じゃ続かないから、毎日続けることが大事だと思って頑張ってます。 今では、電源を入れるところから全部自分でできるの!


結いホーム宝塚 様、誠にありがとうございました。

結いホーム宝塚 様
〒665-0826 兵庫県宝塚市弥生町2-1
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