ご見学者の方にも関心を持っていただけて、会話のきっかけにもなっています
── 歩行トレーニングロボットが導入されていかがでしょうか。
「あの方がやっているのであれば、私もやってみようかな」と広がっていきやすいです。
レクリエーションだと、どうしても決まった時間になってしまうのですが、歩行トレーニングロボットだと個人のタイミングで使えるのが良いです。
特に体調と気持ちが合ったときに使うことができるので、楽しい経験になっています。
楽しみながらも、ロボットの負荷によって鍛えていることを実感されています。
トレーニングが終わるとメダルが出るので達成感も感じられて、皆さん積極的に取り組まれています。
98歳のご入居者様が「ちょっと(トレーニングをして)いいかい?」と自ら声をかけに来てくださいます。
その方は200mからスタートして、日々の体調によって距離を増やされることもあり、月に4kmも歩かれています。
── 入居者の増加に繋がっていると聞きましたが?
歩行トレーニングロボットだけの効果かどうかは分かりませんが、
エントランス付近でトレーニングを行っているので、ご見学者の方と歩行トレーニングロボットをきっかけに会話が広がります。
施設のADL維持の取り組みについてお伝えすることができ、入居の後押しになっているのではないかと思います。
── 歩行データはどのように活用されていますか。
歩行データはご家族様にお渡ししています。
「トレーニング頑張ってるね、これからも外出できるように続けて頑張ろうね」とご家族からご本人に声をかけていただけます。
すると、さらにトレーニングの意欲が高まるようです。
ご家族もいろいろなところに連れて行ってあげたいという思いがあり、ロボットでの歩行トレーニングに期待されています。
ベストライフ大泉学園Ⅱ様、インタビューにお答えいただき、誠にありがとうございました。
ベストライフ大泉学園Ⅱ 様
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