ロボットの導入によって、今までお付き合いのなかったケアマネージャー様からのご紹介も増えました。

  お料理を通しての手指運動＋歩行ロボットでの下肢筋力低下防止によって全身の運動に繋がるということや、座って調理する方の椅子に他利用者がつまずく場面が続いた際、 スタッフから『立って料理できる方を増やし、椅子をなくしていくのはどうか』という発想から導入をさせていただきました。
 また、導入経緯を共感頂いたケアマネージャー様が多くいることからご利用に繋がっているように感じます。 ケアマネージャー様には、歩行訓練により体幹を鍛えることで、立位での調理時間を延ばすだけでなく、洗い物や配膳ができたり、 自宅でできることが増えたり、買い物に行く機会が増えて、もっと日常生活が広がる可能性をご理解いただいております。

 ロボットの導入を開始した9月は、目標に対して達成率75％でしたが、10月・11月は、目標に対して達成率150％を記録しました。 9月～11月のご紹介いただいたお客様32名様の中で、 半数以上である20名様が今までお付き合いの無かったケアマネージャー様からのご紹介でした。
 歩行トレーニングロボットを導入したことで一般的な「理学療法士などのいる機能訓練型デイサービスでなければ歩行訓練はできない」「いつもスタッフが付き添わないと歩行トレーニングができない」 「料理に特化したデイサービスだから歩行など訓練はできない」といった固定概念を払拭することができ、今までお付き合いの無かったケアマネージャー様からのご紹介に繋がっているのではないかと思います。

普段杖や歩行器を使っている方が使用した際に、ロボットと一緒に歩くと目線が上がるため、一歩一歩の歩幅が広くなったように感じます。 運動系のデイサービスでのトレーニングは苦手だがなないろでの歩行トレーニングロボットを使用したトレーニングは楽しく取り組め、 他のお客様が取り組まれているのをご覧になられたお客様がご自身から「私もやりたい！！」という声が良く聞かれます。