2025.04.01
私たちの働き方

AIと人間が共に創る、クリエイティブな働き方の兆し
効率化だけじゃないAIとの“協働”!

共創 AI
川口 聰さん(コーポレートR&D戦略室 戦略企画部)

「AIと協働する」という言葉をよく耳にしますが、具体的にどのような形で実現できるのでしょうか。当社では、すでにAIを活用した新しい働き方への挑戦が始まっています。今回は、技術企画業務でAIとの協働を実践する川口 聰さん(コーポレートR&D戦略室 戦略企画部)に、その取り組みについて詳しくお話を伺いました。

議事録作成が劇的にスピードアップ and More..!?

なぜAI文字起こしツールの導入を決めたのですか?

「実は自宅では、各部屋にAIスピーカーを置いていて、子供を含めて家族全員が使っているんです。その意味でも、AIを仕事で活用することには抵抗がありませんでした」と川口さん。

きっかけは、会議の議事録作成業務でした。経営幹部が参加する重要な会議の議事録は、グループ全体の技術戦略を左右する重要な文書です。しかし、文字起こしに多くの時間を要し、本来注力すべき論点抽出や具体的なアクション策定までに時間がかかっていたといいます。

なぜRimoを選んだのですか?

「文字起こしの精度の高さが決め手でした。操作も直感的で、チーム内での展開のしやすさも魅力でしたね」と川口さん。しかし、その活用法は単なる文字起こしに留まりません。

チームの力を引き出す! AI がもたらす新たな協働のカタチ

文字起こし以外に、どのような活用方法を見出されましたか?

「論点抽出には、事業領域の知識と企画としての経験、この2つが必要です。ただ、この両方を1人で持つのは難しい。そこでRimoの『ハイライト』機能を活用した新しい協働スタイルを考えました。」
具体的には、事業に詳しいメンバーとベテラン企画担当者がペアを組み、Rimoの画面を見ながら意見を出し合い、重要な論点をハイライトしていく方法です。「驚くほど短時間で作業が完了し、しかも質の高い論点抽出ができるようになりました。」

Rimoの画面で説明中の川口さん

未来の企画業務を変える! AIが拓く新たな可能性

今後のAI活用についてどのようなビジョンをお持ちですか?

川口さんは、次のステージも見据えています。「 PX-AI (社内用生成AI )やCopilotなどのAIに、課題抽出に必要な知識と経験を学習させることで、より強力な企画のパートナーになる可能性があります。」
特に注目したいのは、人事異動による企画機能の継続性という課題へのアプローチです。「事業会社からの出向者や現場からのローテーション者が企画を担当することが多い中、AIの支援で知識やノウハウの継承がスムーズになるかもしれません。」

新しい働き方のフロンティアへ。

効率化だけではない、創造的なAIの活用。それは、人間の能力を最大限に引き出し、より価値の高い仕事に集中するための手段なのです。川口さんが示す新しい働き方は、AIと人間が真の意味で協働する未来の可能性を示唆しています。
そこには、単なる業務効率化を超えた、人間ならではの創造性とAIの能力が融合した新しい価値創造の姿があります。このような取り組みの一つひとつが、私たちの働き方の可能性を広げていくのかもしれません。

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