導入事例

プラットフォーム

新入社員OJT研修にVieurekaプラットフォームを活用

株式会社モルフォ 様

株式会社モルフォ(以下、モルフォ)は「全ての『カメラ』に知能を持たせる」のビジョンのもと、画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発事業展開されています。
スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開し、動画ブレ補正・超解像技術などの画像処理技術や、世界最速級のディープラーニング推論エンジンSoftNeuro®をはじめとした画像AI技術を提供しています。


今回、モルフォにおいて、2020年度入社メンバー向けのOJT研修の題材としてVieureka PFをご活用いただき、Vieurekaカメラによるサンプルソリューションを構築いただきました。サンプルソリューションの一つして、複数のカメラの画像から、人流モニタリングを3Dで行うシステムを開発いただきました。今回の研修では、3名のチームが2か月で実装をおこないました。
このシステムでは、モルフォのディープラーニング推論エンジン「SoftNeuro®」をVieurekaカメラで動作させメタビデオ作成、サーバでメタビデオをデータベース化し、Webブラウザでメタビデオを閲覧する機能を目指して開発をおこないました。


複数のカメラを組み合わせ、人流を3Dで把握することにより、人物の実際の動きが分かりやすくなったほか、視野が拡張されて広い空間でのモニタリングが可能になり、死角を減らすこともできます。また、SoftNeuroをカメラで動かすことで通信トラッフィクの節約ができるほか、個人情報をインターネットに送出せずに済みます。


お客様の声

<モルフォ株式会社 事業開発部長 宮崎一様>

「モルフォでVieurekaカメラを新入社員OJT研修に活用した主な理由は、①組み込み機器へのアプリ実装経験が得られること、②センシングカメラがネットワークに接続されているため、チームでの取り組みに最適であること、③ハードの制約や特徴を考えたテーマ決めが必要であり、計算資源や画角などがVieurekaカメラでは明確なこと、④開発環境(SDK)について仕様などの資料が充実していることです。
特に、2か月という短い期間での研修では、これらのVieurekaの特徴が役に立ちました。また、今回のシステムでは、SoftNeuroのエッジ処理により、通信量を節約し、個人情報をインターネットに乗せないという、Vieurekaならではの利点を生かすことができました。
今回はOJT研修という形でVieurekaを利用しましたが、今後はモルフォの技術をセンシングカメラ領域にて市場に出せるようPanasonic様等パートナーと連携して進めたいと思います。」


株式会社モルフォ 宮崎 一 様

株式会社モルフォ
ソリューション
ご専門分野: 画像処理技術およびAI(人工知能)技術の研究開発
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